人間国宝 九代目岩野市兵衛 草木灰越前生漉奉書 《濃藍》

通常価格:¥33,000 税込
¥33,000 税込
商品コード: iwano_koiai
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[サイズ]90cm×60cm
[藍染工房]紺九

桂離宮 茶室[松琴亭]の襖紙を再現致しました

この奉書は[藍の漉き返し]という製法で、つくられた一品です。

::::::藍の漉き返しとは?:::::::
[草木灰で煮熟した楮で奉書をつくる→奉書を藍で染める→染めた奉書を再度漉き返す]
この作業により、奉書の繊維一本一本に藍が均等にいきわたります。
このような作業により染められた藍は
年月と共に味わい深く褪せていき、空間に趣を与えてくれます。

草木灰越前生漉奉書とは?

和紙の原料である{楮}を煮熟する際に、アルカリ物質を投入します。 小川社で取り扱いする和紙は、煮熟するときに使うアルカリ物質に、 ヨモギ灰または蕎麦灰。を使用しています。このような草木灰を使用して、つくられる和紙は考えられないほど、集中力と根気を必要とすることから、現代社会では手間がかかりすぎる為、この製法を求めるユーザーが少なくなっています。人間国宝の岩野氏でさえ、草木灰で煮熟した和紙をつくるのは、約2年ぶりだそうです。この製法でつくられた和紙は、和紙の原料である楮のもつ長い繊維がそのまま生かされるため、長い繊維が絡み合い、驚くほど強靭でしなやかなに紙になります。
草木灰越前生漉奉書の工程

藍の漉き返し作業とは?

藍の漉き返し作業 市兵衛さんの奉書は、本藍染めめの工房で本藍染をします。
[藍につけ→乾かす]この作業を約15回ほど繰り返し、ようやく染まります。
何度も奉書を藍甕に入れつける、和紙自体に強度がないとできません。

草木灰越前奉書を使用した例

ドア作家、空間プロデューサーの幾何楽堂様がドアの明りとりとして奉書を使われました。日光くじら食堂様で展示されています。日光くじら食堂様詳細

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大変申し訳ございませんが、 岩野市兵衛氏の奉書は、 非常に手間がかかるため超少量生産になります。 この奉書は発送状態も十分に配慮を払って発送をしております。 希少な奉書ですので よほどの理由がない限り、返品を受け付けておりません。 どうぞご理解のほど宜しくお願いします。 商品のご購入を希望される場合は下記までお問い合わせください。 お問い合わせフォーム
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