九代目 岩野市兵衛 草木灰越前生漉奉書《白》

通常価格:¥5,500 税込
¥5,500 税込
商品コード: iwano_siro
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[サイズ]90cm×60cm

*****パブロ・ピカソが愛した、岩野家の奉書*****
岩野家が、9代(約300年)に亘り
守り伝えた「草木灰越前生漉奉書」

現代の版画では、最大で300回程、版を摺り重ねます。
岩野家の漉く奉書は、そのような過酷な使用にも摺り耐え、
紙の伸縮によるズレがでないことから、
国内や海外の芸術家達に愛用されています。


::::::ネットショップでは販売しておりません。::::::
大変申し訳ございませんが、
岩野市兵衛氏の奉書は、
非常に手間がかかるため超少量生産になります。

この奉書は発送状態も十分に配慮を払って発送をしております。
希少な奉書ですので
よほどの理由がない限り、返品を受け付けておりません。
どうぞご理解のほど宜しくお願いします。

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過酷な使用にも摺り耐え、紙の伸縮によるズレがない強靭さと耐久性をもつ紙。

市兵衛さんの奉書は、例えどんなに力自慢な人でも、そう簡単には千切れません。なぜなら楮のもつ長い繊維をそのまま活かし漉くからです。紙は長い繊維が絡み合うことにより、強さが増します。 現代の木版画では、最大で300回ほど版を重ねます。よって、300回摺っても紙が伸びないこと、つまり寸法が安定している耐久性を持つ奉書でなければなりません。

300回摺っても、更に絵の具を吸う力がある。

「300回も版が刷れたでは駄目だ。300回摺っても更に良かった。」それが私達に与えられた難しさであり、使命である。(人間国宝 9代目岩野市兵衛の言葉より)

ふっくらした柔らかさと、しなやかさを持つ奉書。

和紙は、季節の移ろいにより変化する日差しを、柔らかな光に変えてくれます。まるで繭に包まれたかのような、ふっくらとした柔らかさが特徴です。

年月と共に日差しに晒された”品格の白”

草木灰を用いた奉書は、日差しによる黄ばみがありません。逆に晒されることで、ゆっくりと白さが増していき、年月と共に品格をもつ白へと変化します。

保存性の高い紙。

手作業で、徹底的に楮の繊維を洗い出し、不純物やデンプン質を取り除いています。岩野氏の紙は虫食いがなく、保存が抜群にきくことから多くの美術品の保管や、パブロピカソをはじ、数々の芸術家達が絵や版画紙や印画紙として使っています。
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